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H&Kに学ぶ全波整流→半波整流ジェネレーターへの改造方法【軽量アウターローター】

カスタム

丁度手元に横型エンジン用の中華製全波整流用ジェネレーターと、それを元に改造したと思われる、ヤフオクやメルカリで販売されているH&Kブランドの半波整流用ジェネレーターがあるので、どのような改造が行われているのか比較してみる。

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全波整流→半波整流へのジェネレーター改造

左:中華全波整流用ジェネレター 右:H&K半波整流用ジェネレーター

左が中華全波整流用ジェネレターで、右がH&K半波整流用ジェネレーター。以降の写真もすべてこの並びで統一してある。

全波ジェネレーター
半波ジェネレーター

ぱっと見でわかりやすいのが、半波整流用ジェネレーターは黄色線が接続されている所。さらに左隣の、元々1本の黄色線に接続されていたコイルのエナメル線が切断されている。

さらに上を見ると、アースにコイルのエナメル線が接続されている。

そもそもH&Kのベースになっているジェネレーターが手持ちの全波ジェネレーターと違う(Oリングの色や「YG1」の刻印など微妙な違いがある)のではっきりとしたことは分からないが、エナメル線を巻いている向きが逆っぽい。

半波整流回路の略図 参照:https://minkara.carview.co.jp/userid/2226804/blog/44831929/
全波整流回路の略図

そもそも12Vバイク用の全波整流のコイルは、コイル全体で交流12V(実際は16V以上)を出力し、それをレギュレーターで12V~14Vに制御している。一方半波整流用のコイルは、一つのコイルを半分に割って、それぞれから12V電源を取り出している。

だから全波整流コイルを単純な配線加工で半分に割って半波整流コイルにすると、6Vしか取り出せない。その逆で半波整流コイルを配線加工で全波整流にすると24Vが出力されてしまう。

コイルを巻き直すことによって電圧を調整することも出来るが、コイルの巻き数はもちろんエナメル線の太さによっても取り出せる電圧は変化するので、巻き直すのは割と難しい。

H&Kコイルは多分こうなってる

おそらくH&Kのコイルは12V全波コイルを半分に割らず、1つのコイルの片面から2本の12Vを取り出しているっぽい。

現実的には黄色線を接続して、黄色線の左隣の切断したエナメル線をアースと接続しているだけ。黄色線の左隣のエナメル線は実は左上のコイルから来ている。

なので配線加工自体はかなり簡単で巻き直しもしていないはず。この構造のため、2本ある黄色線は車体側の白・黄色のどちらに接続しても大丈夫。

H&Kの場合はコレに加えてホンダ純正ハーネス用にポン付け出来るようにカプラー、ニュートラル線の追加までしてくれている。国産ユーザーからすればかなり助かるだろう。

中華キットバイクユーザー的には余計なお世話な配線加工ではあるので、僕は配線加工を行ったが…。

H&Kアウターローター
中華全波アウターローター

ちなみにH&Kのアウターローターは501gだったが、手持ちの中華全波アウターローターは476gでもっと軽かった。

なぜかあまり数の少ない半波整流用ジェネレーターをH&Kがそれなりに手頃な価格で販売してくれて、配線加工の手間やリスクを省いてくれているのはありがたい。購入手段がヤフオクかメルカリしかないのがアレだが…。

これを見て配線加工を自分で行う場合は自己責任でお願いします。

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