全天候型パワーフィルターを自作して雨天時でも走行できるようにする【中華ダックス】

カスタム

僕の中華ダックスには新車当初から剥き出しタイプのエアフィルター、通称パワーフィルターがキャブに装着されている。見た目は悪くないし、吸気音がしゅこしゅこ言ってかっこいいのだが、これには一つ問題がある。

雨になると走れなくなるのだ。

かつて中華ダックスを買ってすぐの長距離ツーリングで雨に振られ、途中でリタイアした記憶が掘り起こされる。あんな悲劇はもう経験したくない。

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全天候型パワーフィルターを自作しよう

雨が降ると走れなくなるのは、フィルターが水を含んで空気が吸えなくなるため。これを防ぐためには適当なカバーをフィルターにつけて、雨が直接フィルターに当たらないような工夫をしてあげれば良い。

世の中には「全天候型パワーフィルター」なる商品もあるので、こういうのを買えば手っ取り早い。僕は今回自作することにしたが。

百均の材料で自作する

近所の百均で、適当なプラスチック製の容器を発見。これが良さそう。

パワーフィルターを入れてみると、内径がフィルターよりも少し大きく、サイズ的にちょうど良さそう。これで作ってみよう。

今回はネジ止めで固定したいので、容器の底と、フィルターの天面に穴あけ。家に転がっていたM6サイズのボルト&ナットで固定できるようにする。

カバーが長いとフィルターをキャブレターに固定できないので、適当な長さにカット。

カバー内に水が入ってきたときのことを考え、側面に何箇所か適当に穴あけ。

そしてネジ止めすれば完成。とっても簡単。

見た目的には透明カバーがついていてあんまりかっこよくはない。けど個人的にはそこまで気にはならない。エアフィルターなんてネジ一本で取り外せるので、気になるなら晴れようと雨用で使い分ければ良い。

実際に雨の中を走ってみた結果…

実はこれ、長距離ツーリングを直前に控える中、天気予報が少し怪しかったから準備したもの。天気予報は小雨だったので「無くてもどうにかなるだろ~」と思いながら準備したのだが…

実際には結構なレベルで雨だった。しかもガッツリ雨の中を数時間、2日のツーリングで200kmぐらい雨の中を走る羽目に。

今までだったらリタイア必至だったが、パワーフィルターを全天候型に改造したおかげで、全くのノントラブルで全工程を走破することができた。ただ囲いを付けただけでこの効果はすごい。

ちなみに晴れでも特に走りへの影響は感じられない。高回転までビンビン回すようなときにはカバーが無い方が良い感じがしないこともないが、普通に街乗りする分で影響を感じるようなことはまずないレベルで、僕はひとまずこれは付けっぱなしで運用する予定。

雨が降っても普通に走れるのは、とても大事なので。

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