なんだかんだで中華ダックスを1年放置していたら、チェーンがサビサビになってしまった。

これぐらいでも実用上は問題ないと思うのだけども、これから出かけるのは友人に誘われた500km超のロングツーリング。万が一にもチェーン切れでリタイアなんてトラブルは起こってほしくないし、そんなことで友人の大切な休日を台無しにしたくない。というわけでチェーンを交換する。
EK 420SR-Xシールチェーンに交換

前回DIDのノンシールチェーンに交換してから630kmぐらいしか走ってないのでもったいないのだが、そうは言ってられない。

今回選んだのはEK 420SR-X。150ccまで対応の安価なタイプのシールチェーンで、シルバーやゴールドのメッキタイプもラインナップされる中、僕はスチールカラーのものを選んだ。なぜならダントツで安いから。そもそもEK 420SR-Xを選んだのも手早く手に入るシールチェーンの中で安かったから。
ちなみに本当は84リンクでいいのだが、92リンクのものを購入している。これは一番早く届く中で安いのがこれだったから。

中身はホワイトのチェーンルブで覆われたチェーン本体と、ジョイントリンクとグリス。この420SR-Xはセミプレスクリップジョイントなので、専用工具でカシメなくても繋げられるのが良い(と思ってた)。
シールチェーンの取り付け

今回買ったチェーンはちょっと長いので、以前買った500円激安中華チェーンカッターでカット。


後はチェーンを入れ替えて説明書通りにグリスを塗ってOリングを挟んでリンクで繋ぐだけ。なのだが…、このジョイントプレートの圧入がすごく難しい。
「ウォーターポンププライヤーなどで圧入して」と説明書にはあるのだが、手持ちのプライヤーだと先端が分厚すぎてプレートだけをピンポイントで押せない。ラジオペンチで試してみるが、とてもラジオペンチで押し込めるほどヤワじゃない。これ結局専用工具が必要なやつでは…?
なんて悩んでいたときにひらめいた。

チェーンカッターで押せばいいのでは!?
ピンだけ抜いてチェーンカッターで押し込めばあら不思議。いとも簡単にジョイントプレートを圧入できた。「もう少しだけ押し込みたい」みたいな絶妙な力加減も可能。これが専用工具だったんだ。

というわけで無事に圧入も完了し、ジョイントクリップでしっかり固定できた。持っててよかった激安チェーンカッター。

最後にチェーンクリーナーで余計なグリスを拭って、おまけにチェーンルブを吹いて作業完了。

ちなみに当然だがシールチェーンはノンシールチェーンよりちょっと分厚い。
シールチェーンにしたら乗り心地が良くなった
EK 420SR-Xシールチェーンに交換して早速ツーリングに出かけたのだが、その効果にかなり驚いた。明らかに乗り心地が良くなったのだ。

中華ダックスはハブダンパーがないので、どれだけテンションを調整してもアクセルのオンオフでチェーンがガタガタ暴れてガッチャンガッチャンと鳴るのだが、それがほぼなくなった。アクセルのオンオフでの余計な揺れが消えて、走りが明らかにスムーズになった。
一瞬チェーンが新品になったからかと思ったが、思えばノンシールチェーンのときは新品からガタガタ暴れていた。もしかしてチェーンに封入されたグリスがクッションの役目を果たしてるのか…?

雨天はもちろん500km超のツーリングをこなした後でもその滑らかさは変わらず。これぐらい走るとノンシールチェーンだと明らかにジャリジャリしてくるが、そういう感覚は全く無かった。
ノンシールチェーンのほうが軽くてフリクションロスが少ないとは言われるが、実際のところ重さは言うほど変わらない。空回しでの抵抗感は圧倒的にノンシールチェーンのほうが軽いが、実際の駆動抵抗は、短期間ならまだしも200~300km走った時点である程度グリスが飛んでしまうノンシールチェーンのほうが結果的に重たい気がする。
ノンシールチェーンは安さが魅力だが、この乗り心地の良さを実感してしまったら、もうノンシールチェーンを選ぶ理由は無いと思った。耐久性で考えてもノンシールチェーンのほうがずっと良いので、千円ちょっとの価格差はすぐに元を取れる。
@2168km

作業は総走行距離2168kmのときに行った。


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