PZ27キャブレターを付けた直後に謎のフケ上がらない現象が発生した中華ダックス。しかもなぜかヘッドライトとテールランプも点灯しなくなった。この後にGPX125に積み替えたり、全波整流化にチャレンジしてみたりしたせいで余計に深みにハマったわけだが、復活までの道筋を備忘録として残しておく。
とりあえず電装系を見直してみる
新しいキャブレターのセッティング中にこの現象が起きたので当初はキャブが悪いのかも知れないと考え、元々付いていたVM22に載せ替えてみた。が、これでは一切何も変わらなかった。同時に燃料タンクからの錆が原因かもとタンクの錆取りも行ったし、燃料も新しくしてみたが何も変わらず。つまり原因はキャブや燃料関係ではない。とりあえずここからは過去に信頼のあるVM22で試していく(パイロットジェットは折れてるけど)。


というわけで疑うべきは電装系だろう。中華ダックスの電装はほとんど何もないが、一体何が原因なのか。
メインハーネス全交換


ヘッドライトが付かないということはショートか何かだろうということで、まずはカプラーやライトスイッチ回りを探ってみたが、特に問題なし。外れている配線もなかったし、ショートしてそうな部分も無かった。うーむ…。テスターを当ててもとにかくヘッドライトに電気が来てないし、アイドリングから低回転までは普通にエンジンが動くのも謎。うーん…。

というわけでものは試しにメインハーネスを新品交換してみる。ダックスはモナカ構造のフレームの中にハーネスが通っている関係で、燃料タンクを脱着するたびにハーネスとタンクが擦れる。少しぼろぼろになっているし、そのへんで一部ショートしているのでは?と考えた。

結果から言えば特にショートしてそうな形跡は無し。ただボロくはなっていたので、この機会に交換しておこう。

ハーネス交換はめんどくさいし、ミニモトのキットバイク配電図は書いてある色が一部嘘なのでややこしいが、とりあえず問題なく接続できた。が、こちらでは特になにも現象が変わらなかった。
中華謎CDIに変更
高回転でフケ上がらないのはCDIかも?ということで試しに中華の謎CDIを買って入れ替えてみた。が、こちらでも特に何も変わらず。残念。
全波整流用ジェネレーター&レギュレーター


GPX125の搭載した直後に全波整流化にも挑戦している。GPX125純正よりも発電量の多い全波コイルと軽量アウターローターセットを購入して搭載、Amazonの怪しい中華全波整流用レギュレーターに交換している。

が、このレギュレーターが試してみるととんでもない高電圧を叩き出してくれる、電圧を全くレギュレートしてくれない一品だった。ちなみにこの直後にレギュレーターは壊れて充電できなくなった。
原因はイグニッションコイルとレギュレーター
それから1年放置していたら、「ゴールデンウィークにツーリングしよう」と友人からお誘いが来た。ヤバい。中華ダックスを直さないとバイクがない。

負圧式燃料ポンプが燃料漏れを起こしていたので新品を用意したのだが、燃料ポンプが有るとトラブルの元だったりするところもあったので、燃料ポンプとサブタンクを撤去。見た目がスッキリした。
あと電装系で触ってないのはイグニッションコイルなので、これを交換してみる。実はその前から手に入れてはいたのだが、中華ダックスにはプラグコードの長さが足らず、「まぁ後でいいか」と放置していた。プラグコードを純正コイルから移植して搭載する。

あと全波コイル&軽量アウターローターのままだと壊れたレギュレーターがどうしようもないので…

ロンシン125の半波コイル&ノーマルアウターローターに交換。重たい分だけレスポンスは悪くなるが、ツーリング中にトラブルが起こることを考えたらこれまでの信頼性で採用するしか無い。あとは配線とレギュレーターを半波用に戻すだけ。
これでエンジンを掛けてみると…
ばっちりフケ上がる!
やったぜ!でもなぜかヘッドライトは付かないまま。おかしい…。

残された部分はもうレギュレーターしか無い。以前トラブル予防で交換した武川のレギュレーターから、中華ダックス純正の中華レギュレーターに交換してみたところ…

ヘッドライト&テールランプが点灯!
まさか予防整備したパーツが先に壊れるとは…。何はともあれこれで完全復活。バッテリーもきちんと充電できていることが確認できた。
これで今回の故障はレギュレーターとイグニッションコイルがほぼ同時に故障したことが原因だったということが判明。この後1泊2日で550kmのツーリングに出かけたがノントラブルで走破できたので、故障修理としては完璧だった。

@2168km

作業は総走行距離2168kmのときに行った。



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