ハブベアリング交換のためにホイールを外したので、ついでにドリブンスプロケットを交換する。
中華ダックスのドリブンスプロケット変更
僕の中華ダックスは元々
- ドライブ(エンジン側):16丁
- ドリブン(リアタイア):32丁
- 二次減速比:2.00
のスプロケットがついていたのだが、購入してすぐぐらいにこれを
- ドライブ(エンジン側):17丁
- ドリブン(リアタイア):32丁
- 二次減速比:1.88
に変更した。これでもまぁまぁ快適だったのだが、できればもうちょっとギアをロングにしたいなぁとも感じていた。しかし中華ダックスのスプロケットハブのピッチが特殊で、一般的なスプロケットがとりつかないという問題にも直面したのだった。
ところが、そのブログや動画を公開したすぐぐらいに、とあるものすごく親切な読者さんから「使用する予定のない中華ダックス用のスプロケットあります!」との連絡が。あまりにもびっくりしたものの、僕はもらえるものはもらう主義なのでありがたく受け取ったのだった。
そしてほったらかして2年の月日が経ってしまった…。あのときの読者さんにはとても申し訳ない気持ちだったのだが、ついに交換する機会が来た。
ドリブンスプロケットの交換
中華ダックスのドリブンスプロケットはハブに直接ボルト4本で止まっているだけなので簡単に外れる。このボルトがわけが分からないぐらいの高トルクで締め付けられている点を除けば、特に難しいことはない。
交換するのはミニモトで販売されている中華ダックス用の30丁スプロケット。肉抜きがまったくなく、鉄製なので結構ずっしりとした重量感がある。謎に削り出しの切削痕があって妙なカスタム感が漂う。
取り付けもボルト4本を締めるだけなので簡単。回り止めが無いのでネジロック剤を使用してボルトを締め、最後にはマーキングしておく。
中華ダックスハブに30丁スプロケットは限界サイズ
というわけで30丁のスプロケットを取り付けたのだが…、
中華ダックスハブにこのサイズのスプロケットはかなりギリギリの限界サイズだということがわかった。チェーンがかかるとハブに当たる寸前なので、これ以上小さいスプロケットは使えない。そもそもこれ以上小さいスプロケットは売ってないから付けようがないが。
これでギア比は
- ドライブ(エンジン側):17丁
- ドリブン(リアタイア):30丁
- 二次減速比:1.76
となった。ドライブ側もニュートラルセンサー周りやジェネレーターカバー内側を加工しないとこれ以上大きいスプロケットは装着不可なので、加工無しで取付可能な最もロングなギア比設定になった。
実際走ってみるとギア比が若干ロングになったことで高速巡回性能が向上。特にバイパスを走ると絶妙にビリビリ振動する回転域から外れるようになったので快適性が上がった。坂道で登らない時はギアを下げればよいだけだし、ロンシン125ccエンジンのトルク感的に言ってももっとロングにしても良さそうな感じもある。
@1912km
作業は2024年6月に、総走行距離1912kmのときに行った。
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