雨天でも走れる(はず)!中華ダックスで400kmツーリングに出かけてみた~2日目~

ツーリング

一泊二日で400km走るという原付ツーリングの旅に出た一行は、1日目に無事200kmを走破して宮崎県延岡市までたどり着いた。2日目は海岸線沿いをひたすら走って夕方までに別府のフェリー乗り場にたどり着けばOK!中華ダックスも好調だったし、まぁ大丈夫でしょう。

2日目の予定
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女心と春の空

そして朝起きたらこれ。

雨だなんて聞いてないよ…。

昨日別府を出発する時まで天気予報は晴れマークだったのに、朝起きたらがっつり雨。天気予報を見る限り、宮崎県北部~大分県南部はしっかり雨が降るらしく辛い。ってか合羽は持ってきたけど、考えてみれば中華ダックスのエアクリーナーは剥き出しなので、そもそも雨は走れるのか怪しい。山道を全力で駆け抜けて車に乗り換えるという手段も考えたが、結局雨の中バイクで走らなきゃいけないのは変わらないし、車のある我が家までも結構な距離があるので、予定通りのルートでツーリングを続行することに。

中華ダックス初のレイン走行

考えてみれば、路面が濡れている程度ならまだしも、がっつり雨が降っている天候で中華ダックスに乗るのはこれが初めて。しかし意外とこれといった問題もなく普通に走っていく。エアクリに水がかからないように水たまりは避けつつ、宮崎県を抜けていく。

そして県境の険しい山を越え、

海沿いを走ったら、

大分県最南端の町である蒲江の、かまえインターパーク 海べの市に到着。時間にして1時間、距離にして50km弱走っただけだがすでにつらい。休憩しないとやってられない。ちなみにカブを運転するT君は、ツーリング用に付けたスクリーンが仇となって前がよく見えないらしい。その代わりほぼ濡れてないんだから羨ましい。

しかしタイヤをミシュランS1に変えたおかげで、雨でも結構安心して走れたのがよかった。純正の謎中華タイヤだったらすでに死んでいたかもしれない。ありがとうビバンダム君。

中華ダックスは雨に弱い

ちょっと休憩したら元気が出てきたので再出発。大分県南部のリアス式海岸をくねくね走りながら北上してく。

元猿海岸

そして合羽のチャックがきちんと締まっていないことに気が付いて一旦道の脇に停車させたら、そのままエンジンが「すとん」と止まった。

…え?

チェックするが、ガソリンは十分にあるし、どこかカプラーや燃料配管が取れているようにも見えない。よく見ると左リアのウィンカーとメーターパネルのバックランプが一つ切れているが、これは関係ないはず。プラグに火が飛んでないようなのだが、残念ながらCDIやイグニッションコイルはパッと触れないフレームの奥深くにあるから分からない。うーん…。

試しに何回かキックしたらエンジンがかかったのだが、またアイドリングで止まってしまう。不思議とアクセルを開けていると動き続けてくれるので、とりあえず再出発。

そしたら数百メートル走ったところでまたしてもストップ。何回かキックしたらかかったのだが…、

結局その先でまたすぐにストップ。再度一通りチェックするが、やはり目視で確認できる範囲では全く異常がない。とすると、おそらく電装系に水がかかってリークして、プラグに火が飛ばなくなっているのだろう。水がかからないように対策できるようなものも手元には無い…。つまり…

ここでリタイア。

偶然最後に止まった場所のすぐ近くに学校があったので、レッカーを待つ間そこで雨宿りさせてもらうことに。T君には残り行く予定だった場所を一人で回ってもらっている間に僕は家に戻って、適当に車で合流しよう。

サイズ感がかわいい

というわけで中華ダックスでの今回のツーリングはここで終了。一泊二日で約260kmを走破したが、多分雨が降らなければ完走できたんじゃなかろうか、というぐらい晴れでは余裕の走りを見せていただけに残念。ちなみにこの後T君とは別府で合流して、温泉と甘味を堪能した。やっぱりバイクのツーリングは晴れがいい。

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