中華ダックスはなぜ雨で動かなくなったのか?雨天走行後のチェックをしてみる

整備

先日友人とツーリングに出かけたら、雨に降られて中華ダックスは動かなくなってしまった。明らかにプラグに火が飛んでいないようで、キックをしようが押しがけしようがうんともすんとも言わなくなってしまった。

ただプラグは変えて間もないし、しばらく雨に打たれるまでは全く問題なく動いていたし、なんとなく電装系に水がかかって問題が起きたような気がする。チェックしてみよう。

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まさかの一発始動

ツーリングから帰ってきて2~3日放置した中華ダックス。そろそろちょっとチェックするか~とキーをONにして、とりあえずキックしてみた。するとなんと!

一 発 始 動

えぇ…(困惑)。

何となく「乾けばかかるでしょ」と思っていたのだけども、本当にかかってしまうとは。

この時点で原因を究明するのは難しいだろうということが容易に予想できてしまったのだが、チェックしてみる。

電装系を確認

というわけでサクサクっと燃料タンクを外して電装系を確認。この中華ダックスはCDIがバッテリーケースの下に、イグニッションコイルが燃料タンクの下にあるので、このあたりの整備性がいまいちよくない。

で、確認してみたのだが、ここに大量に水がかかったような形跡は無かった…。外れていたりゆるんでいたりするカプラーも無し。

ただハーネスには使用されていない線があり、これが水がかかりそうなところにまとめられていたので、

なるべく上側の直接水がかかりづらいところになるように移動させて組み立て直した。試してみた限りこれらの線がエンジン停止の原因とは考えずらいのだが、何らかのトラブルの予防ぐらいにはなるだろう…。

あとキャブレターのチョークレバーの動きがめちゃくちゃ渋くなっていたのだが、とりあえずWD-40をかけたら直ったので良しとする。

ウィンカー切れのまさかの原因

ツーリング中に左リアのウィンカーとメーターパネルのバックランプが一つ切れてしまったのだが、なんだかメーターパネルは復活していた。多分水が入って一時的に切れたのだろう…。ウィンカーは相変わらず点かなかったので、サクッと電球を交換しようと開けてみたら…。

ソケットのスポット溶接が剥がれていた。スポット溶接面がまじでスポットなのはさすがにどうかと思うし、なぜか中に水ががっつり入っていたし、なんだかもう色々アレだが、これが中華の醍醐味。

どうやって直すべきかちょっと考えねば。

ハンドルスイッチが片っ端から固着

ハンドル周りを見てみたら、スイッチ類の動きが片っ端から硬くなっていた。ヘッドライトの切り替えスイッチなんて結構な力を入れないと動かない。

こんなものは適当に接点復活スプレーでもかけておけば直る。シュッと一吹きしてガチャガチャ動かしたらスムーズに動くようになった。

ハイビーム・ロービーム切り替えスイッチにも手をかけたら…

プラスチックのレバーが割れて取れた…。無くても操作できるから、とりあえずこのままでいいか…。

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↑ついでにメンテナンス

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