
近々やりたいカスタムがあるのだけども、そのためには中華ダックス純正の右スイッチボックスがちょっと邪魔。そもそもこのスイッチボックス、アクセルとキルスイッチ、ヘッドライトの点灯スイッチの3つの機能があるが、ヘッドライトは常時ONでしか使ってないし、キルスイッチなんてめったに押さないので、実質アクセルしか使ってない。
アクセル以外の機能を左側に移してしまえば、このスイッチボックスが不要になる。それを目指して左に集中スイッチボックスをつけよう。
中華激安の左集中スイッチボックスを購入

というわけでAliExpressでスイッチボックスを購入。価格は1100円と激安だった。
左集中スイッチはAmazonでも中華製が色々売られているが、やたらと幅が広かったり、ハザードスイッチがあったり、物によってはチョークレバーがあったりして鬱陶しい。特に幅が広いのは取付時にこまるので、なるべく細いものが欲しい。


ATV(四輪バギー)用で調べると出てくるこれは、幅45mmとそこそこ細身でかつ
- ホーン
- ウィンカー
- ヘッドライト(OFF/ロー/ハイ)
- キルスイッチ
- セルモーター
と、セルモーター以外は中華ダックスにぴったりな装備が備わっている。セルは本来パッシングボタンの位置にあるので、やろうと思えばパッシングにもできる。ウィンカーは贅沢にプッシュキャンセル機能付き。
ちょっと割高だがAmazonでも販売者が居るので、中華通販を使わなくても買える。

問題は中華製なので、プラスチック部品のばりがすごくて、所によっては正しく収まってなかったりする。

そういうのは分解して削ってしまえばピタッと収まるようになるのでOK。

あとはところどころなんだか汚かったり、印刷があまりきれいじゃなかったりする。気にしなければ無問題。

あとは標準のコネクターも謎。何用なのかは分からないが丁寧にカプラーが取り付けられている。ポン付けできる車両があるのだろうか…?

ウィンカーレバーの動きが妙に渋かったので、可動部にはシリコングリスを塗っておいた。動きが多少マシになる。

あと導線があまりにも細く貧弱なので、触ってるとそのうち切れる。

ウィンカーの配線が取り回しに無理があった上に、触っているうちに3本全部が切れてしまったのではんだ付けをやり直した。
いくつか些細な問題があるにはあるが、一応使えそう。
配線の繋ぎ先を探る
当然のごとくこのスイッチボックスには配線図も何も存在しないので、全部テスターで調べてから繋ぎ先を調べる必要がある。

僕が調べた結果はこうなってた。
| 番号 | 配線色 | ボタン |
|---|---|---|
| 1 | 黄色 | ホーン |
| 2 | 薄緑 | ホーン |
| 3 | 灰色 | ウィンカー |
| 4 | 橙 | ウィンカー 左 |
| 5 | 空色 | ウィンカー 右 |
| 6 | 黒色 | キルスイッチ |
| 7 | 深緑 | キルスイッチ |
| 8 | 黄/緑 | セル |
| 9 | 黄/赤 | セル |
| 10 | 黄(1と共通) | ヘッドライト |
| 11 | 茶 | ポジション |
| 12 | 白 | ロービーム |
| 13 | 青 | ハイビーム |
ポジションランプはロービームやハイビームをONにしたのと同時に点灯するような動作になっている。
黄色の配線はホーン(1)とヘッドライト(10)で共通だった。これ、多分全波整流式のボディ配線ならあまり不都合がないのだろうが、僕の中華ダックスは半波整流で、ヘッドライトの配線は独立していないといけない。

というわけで黄色の配線をチューブから引っ張り出してみたら、見るからにヤバい感じの繋ぎ方をされていた。そのうち壊れそう。

ホーンの配線を黒に変え、ヘッドライトを黄色で独立させた。
ミニモトキットバイク用の繋ぎ方


あとは配電図と実物を見ながら接続先を探していくだけ。僕の中華ダックスはミニモトで購入したので、ミニモトが配っている配電図を見ることができる。
ただミニモトの配電図に書いてある線の色はいくつか嘘があってややこしいし、ハイビームとロービームも逆になっている。そのうち正しい配電図を作りしかない…。
| 番号 | 配線色 | ボタン | 配線図上の接続先 | 本当の配線色 | スイッチ位置 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 黄→黒 | ホーン | 緑(ギボシ) | 黒/白 | 左 |
| 2 | 薄緑 | ホーン | 緑/黄(ギボシ) | 左 | |
| 3 | 灰 | ウィンカー | 空 | 左 | |
| 4 | 橙 | ウィンカー 左 | 黒 | 左 | |
| 5 | 空 | ウィンカー 右 | 紫 | 薄緑 | 左 |
| 6 | 黒 | キルスイッチ | 緑 | 黒/白 | 右 |
| 7 | 深緑 | キルスイッチ | 黒/赤 | 右 | |
| 8 | 黄/緑 | セル | – | – | |
| 9 | 黄/赤 | セル | – | – | |
| 10 | 黄 | ヘッドライト | 茶/白 | 左 | |
| 11 | 茶 | ポジション | – | – | |
| 12 | 白 | ロービーム | 黃/白 | 緑/紫 | 左 |
| 13 | 青 | ハイビーム | 桃 | 黄/白 | 左 |
解読していくと、この様に繋げば良いことが分かる。
このスイッチボックスはポジションランプとロービーム/ハイビームを独立して操作できない関係上、ポジションランプ配線を配線すると不都合が発生する。なのでポジションランプは接続しない。


以上の配線加工をやった後がこれ。茶(本当は灰色)と橙、黄と茶を繋ぐ役目はボディハーネス加工ではなくカプラーで処理した。使わない3本の配線は熱収縮チューブを被せて絶縁処理。
接続には110型の6極カプラーが2個必要。付属の中華カプラーは独特の形をしているので使えない。
中華ダックスへ取り付け

まずは取り付けてみて動作確認。全ての動作が正常に行えた。思惑通りキーオンでポジション・メーター・テールランプが点灯する動作で、ジェネレーターからの交流電圧で動くのはヘッドライトだけになった。

スイッチボックスに位置決めのピンがあるのだが、位置が全く合わないのでカッターやヤスリで削り落としてしまう。

あとハンドルに取り付けても微妙に緩かったので、ビニールテープを巻いて固定力をアップ。ビニールテープは1周巻けば十分だった。

取り付け後にクラッチレバーとの干渉を確認したが、ギリギリで避けてくれていた。よかった…。

というわけで無事にスイッチボックスを左側だけにすることに成功。あとは時期を見て右のスイッチボックスを外してカスタムしたい。
@2749km
作業は総走行距離2749kmのときに行った




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