中華ダックスのガソリンタンクを取り外す。本家ダックスホンダと多分同じだと思うが、微妙に違うポイントがあるかも。
中華ダックスのガソリンタンクを取り外す
一番最初に、燃料タンク内のガソリンを出来るだけ抜いておく。
燃料コック側の燃料ホースを外せば燃料が出てくるので、ガソリン携行缶などで受けてガソリンを抜いておく。
シートを開けてゴムのカバーを開くと、バッテリーケースが見える。これでガソリンタンクの後端を抑えているので、左右と後ろのネジを取ってケースを外す。真ん中のネジの下にはアース線がいるので注意。
バッテリーケースの下にCDIが付いていたので、これもコネクターを外して外す。
給油口の前にある2つのナットを外して、シートを取り外す。タンク上部カバーの左右ボルトも取る。
タンクキャップを取ると、タンク上部のカバーが外せる。
もう燃料タンクはフレームに刺さってるだけなので、後ろに引いて持ち上げれば取れる…はず。引っかかったら当て木をしつつハンマーで殴って抜く。邪魔になる配線類はその都度よける。
僕の中華ダックスはフレーム右側が燃料タンクに思いっきり干渉して、抜くのが大変だった。設計がキツすぎる…。
燃料タンクが外れた。
本家ダックスの鉄燃料タンクは上下分割のモナカ構造みたいだが、この車両は左右分割になっていた。またタンク先端のマウントゴムがこの車両の場合はウレタンスポンジになっていた。中華バイクだからいろいろあるのだろう…。
燃料タンクの取り付け
取り付けは基本的に逆手順なので特に問題なし。
燃料ホースだけ先端の方を軽くタイラップなどでまとめておくと、フレームとエンジンの隙間から引き出す時に楽になる。またどちらがリザーブか分かるようにしておいた方が吉。僕は先端にクリップを付けるか付けないかで見分けるようにした。
燃料タンクをしっかり奥まで押し込まないとタンク上部のカバーが付けられないのだが、これがなかなか入らない。僕は当て木をしてハンマーで叩いて押し込んだ。
あとはシートやバッテリーケース、外した配線類を元に戻せばOK。部品の精度が悪いので(特にバッテリーケース)ちょっと苦労はするが、作業的に難しいことはなかった。
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