中華ダックスに最初から使われているチェーンは品質がかなりやばい。走行130kmの時点ですでに伸びていたし、そこからもどんどん伸びるのでちょくちょく調整していたが、全く持ってキリが無い状態。なので途中からは諦めていた。
チェーンが伸びると走りがガタガタするし、アクセルのツキが悪いし、シフト操作もやりづらくなるので良いことが何一つとしてない。なので中華ダックスを買ってすぐに国産チェーンを購入していたのだが、そのまま何もせずに3年の月日が経ってしまった…。
DIDのノンシールチェーン420Dに交換
これが3年間自宅で眠らせていたチェーン。信頼と安心のDID製で一番安いノンシールチェーン420D。購入時点では長さがわからなかったので100リンクを選んでいるが、長い分には切ればよい。圧入なしのジョイントリンクで繋げるタイプなので簡単。
チェーンをカットするために今回500円の激安チェーンカッターを買ってみた。オススメはしないが意外と使える。
ジェネレーターカバーは外さなくてもチェーン交換できる。が、こっちのほうが作業しやすいのと、ドライブスプロケット周りの掃除のためにも外しておいた。
明らかに伸びている中華チェーン
中華純正チェーンもジョイントリンク方式なので外すのは超簡単。クリップを取ってチェーンを切れば、簡単に外れる。
中華チェーンとDIDチェーンを比較。パッと見には大きな差があるように見えない。
端を揃えて並べてみると、84リンクの中華チェーンはピン1本分+αぐらい伸びている。きちんと図っているわけではないとは言え、これは伸び過ぎ感がある。
横方向に曲げてみても、中華チェーンはよく曲がる。内・外プレートやブッシュが摩耗している証拠だ。
汚れているせいもあるが、中華チェーンは明らかに動きが渋く、新品チェーンのようなしなやかさがまったくない。流石に中華とは言え420サイズのチェーンが4mini程度のパワーで切れるとは思わないが、チェーンが伸びる分だけスプロケットの摩耗も増えて良いことは無い。やっぱり信頼の置けるチェーンに交換したほうが良さそう。
DIDチェーンにサクッと交換
サクッとチェーンを交換してしまおう。
買ったDIDチェーンは長いので、中古チェーンと並べてリンク長をマーキング。
グラインダーでピンを削って、
500円チェーンカッターでカット。
あとはチェーンを戻してジョイントリンクで繋げれば完了。ジョイントリンクのクリップは向きがあるので注意が必要。でも特に難しいことはない。
新品チェーンはスルスルで気持ちがいい
新品チェーンにして走ってみると、これまでチェーンが伸びていたせいで発生していた様々な問題が一気に解決されて、走りがとてもスムーズになった。すごく快適で良い。
ただDID 420Dはノンシールチェーンなので耐久性は高くない。中華チェーンに比べれば耐久性はあると思いたいが、やっぱり伸びていって微妙だなと思ったら、次はシールチェーンに交換しようと思う。
@1536km
作業は総走行距離1536kmのときに行った。
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