最近…というか数ヶ月前から、中華ダックスはアイドリングから少しアクセルを開けるとエンジンがストールしそうになる現象が発生していた。すごいゆっくり気を使ってアクセルを開ければそこまで問題はないものの、たまにストンとエンジンが停まってしまう。これはちょっと困ったし、そのときはあまり対処する時間がなかったので、とりあえずアイドルスクリューを締めてアイドリングを上げることで対処していた。
ただこれだと燃費も悪いし何よりうるさいので、キャブセットを見直そう。
中華ミクニVM22のキャブセット見直し
僕の中華ダックスにはロンシン125ccエンジン×中華ミクニVM22キャブというキットバイクを買ってきたままの状態になっている。キャブレターセッティングは購入直後に設定した
- メインジェット:#92.5
- パイロットジェット:#17.5
- ニードルの高さ:下から2番目
- エアスクリュー:1.5回転
から全く変えていない。これで基本調子良く走っていたから。
年がら年中同じセットで走っていたのになぜ調子が悪くなったのかは不明だが、多分エンジンがこなれてきたせいだろうと思うことにする。
プラグを見てみると、湿ってることはないがパリッとは焼けておらず、少し煤が目立つ感じ。まぁ街乗りしかしてないのでキツネ色にこんがり焼けることはありえないが、メインジェットももう少し絞れそう。
たまに振動で緩むエアスクリューも動いてなかった。これのせいならそれはそれで良かったのだが…。
メイン・パイロットともに絞る
というわけでめちゃくちゃ久しぶりにジェットセットを取り出してセッティング。感覚的にはメイン・パイロットともに1段ずつ絞れば問題は解決しそうな予感。
フロートチャンバーの中も比較的キレイだった。サビが若干あるのは仕様ということで…。
新キャブセット
- メインジェット:#90
- パイロットジェット:#15
- ニードルの高さ:下から2番目
- エアスクリュー:1.5回転
とメイン・パイロットともに1段ずつ絞るだけにしてエンジンを掛けてみた。するとアイドリングをギリギリまで下げても普通にアクセルが反応するようになり、高回転も無理なくしっかり回るようになった。
あとはこれで走ってみて様子を見ていきたい。
@1264km
作業は総走行距離1264kmのときに行った。ついでにチェーンも掃除したが、なによりももうちょっと走らなきゃ…。
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