最近中華ダックスの調子がおかしい。
走る分には問題ないのだが、電装系がなんか変。全ての電装系がまともに動いていない。思い返せば雨の中を走った日からおかしくなった気がする。ちゃんとチェックしよう。
中華ダックスの電装系不良
具体的に発生している異常を並べるとこんな感じ。
- キーオンでニュートラルランプが点かない
- キーオンでウィンカーが点かない(通常は点滅する)
- アイドリング中はNランプが点灯するが、光が弱々しい
- アイドリング中はウィンカーが点くが、光が弱々しい上に、点滅間隔が不均等
- アイドリング中のヘッドランプ・テールランプ・ブレーキランプの光が弱々しい
- エンジンを回すと全てのランプの光量がアップするが、ウィンカーの点滅間隔が不均等
- ヘッドライトバルブがたまに切れる

キーオンでニュートラルランプが点かない時点でまずバッテリー死亡を疑ったが、そこは特に問題なかった。

ミニモトが出しているキットバイクの配電図を見ると、各種ランプ類の不点灯はおそらくバッテリー側に接続不良があるだろうと思われる。
だいたいこういう不具合はアース不良が原因だったりするし、中華配線なんて何一つとして信頼できるポイントが無いのでそこを疑いたいのだが、中華ダックスにはフレームアースが一箇所しか無い。
でもまぁとりあえず配線見てみるかとバラしてみると…

あ、ヒューズ切れてる。
配電図に載ってないが、中華ダックスにただ1つだけ存在するヒューズが切れていた。ちなみに250V10Aのガラス管ヒューズが付いている。

ちなみにこのヒューズ、バッテリーのプラス配線直下に存在する。
そりゃこれが切れてればキーオンでライトが付かないのも当然だし、電気が安定供給されないし、発電した電気の行き先が無いのであらゆる電装系の挙動がおかしくなるのも仕方がない。
というわけでヒューズボックスの中に入っていた予備ヒューズに交換してみると…

当然キーオンでニュートラルランプが点灯し、ウィンカーもバッチリ明るくなった。点滅間隔もバッチリに直ったし、ヘッドライトやブレーキランプの明るさも正常になった。素晴らしい。
なぜヒューズが切れたのかを考える必要はあるが、多分それは雨の中走ったからだろう。ろくな防水処理なんてされてないので雨天で走れば何が起こっても不思議じゃない。それが中華ダックスという乗り物なのだ。まぁまたヒューズが切れたらそのときに考えよう。

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